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2018年09月21日

【知 識】NTT西日本、プリンシプルと不動産管理会社 高齢者見守りサービス試行


NTT西日本とプリンシプルは九州を拠点とする不動産管理会社7社(駅前不動産、川商ハウス、中部興産、福徳不動産、マイホーム情報不動産、三好不動産、明和不動産/五十音順、以下:各管理会社)と協業し、高齢者の居室を見守る「スマートルームみまもり」のトライアルを開始した。

内閣府「平成29年版高齢社会白書」によると、65歳以上の一人暮らし高齢者は増加傾向であり平成27(2015)年時点で約600万人に達し、そのうち、33.8%が公営または民間賃貸に入居している。一人暮らしの高齢者が今後も増加が想定される一方で、一人で暮らす高齢者の居室内での体調の急変について発見が遅れることによる「孤独死」等の課題によって、高齢者の賃貸物件への入居を、物件オーナーが承諾しないケースもあるといわれている。

一方で高齢者に住まいを提供することは、物件オーナーにとっても空室リスクを減らす対策にもなる。そこで、IoTによる高齢者見守りサービス「スマートルームみまもり」をプリンシプルとNTT西日本が共同で開発し、各管理会社の協力のもと高齢者宅に一定期間無償で導入を進め、その効果やビジネススキーム、運用性等を検証するトライアルを実施する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識