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2018年09月13日

【アジア】JapanTaxiとカカオモビリティが資本業務提携

 
JapanTaxiは、韓国最大のモビリティプラットフォーム「カカオT」を運営するカカオモビリティと資本業務提携契約を締結した。JapanTaxiは、カカオモビリティを引受人とする第三者割当増資を実施し、15億円の資金調達を行った。

JapanTaxiは「移動で人を幸せに。」をミッションに掲げ、配車や決済、広告などタクシーに関連する様々な事業を展開している。配車プラットフォーム「全国タクシー」アプリは、全国約7万台と日本国内のタクシー車両のおよそ1/3をカバーし、550万ダウンロードを誇る。2011年に日本初の配車アプリとしてスタートしたアプリは、アプリマップ上で指定したピン位置にタクシーを手配することができ、ネット決済によるキャッシュレス降車など、新たな使用スタイルやシーンを創造した。現在「アプリでタクシーを呼ぶ」スタイルは、都市部のビジネスパーソンを中心に定着している。また、英語・中国語・韓国語への対応や、外部地図アプリとも連携し、訪日外国人も多く利用している。

資本業務提携を結ぶカカオモビリティは、韓国最大のモビリティプラットフォーム「カカオT」を運営、韓国のモビリティ市場をリードしている。「カカオT」はタクシー、高級タクシー、代行運転(自車を代行して運転するサービス)、駐車、ナビゲーションなど、様々なモビリティサービスを展開している。その中でもタクシー配車サービス「カカオTタクシー」はモバイルアプリで気軽にタクシーを呼ぶことで韓国のタクシー使用スタイルに新たな変化をもたらした。韓国タクシー乗務員の96%に当たる24万人が加入し、ユーザーは1,900万人を超えている。2018年にはビックデータやAIベースのタクシー配車システム「スマート注文」機能を導入し、さらにアップグレードしたタクシー利用体験を提供した。その他に外勤・出張・夜勤などに使用する法人専用の「業務タクシー」サービスも展開している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア