2018年09月07日
【物 流】″トラック待機時間問題″解消に向けたシステム開発
ブレイブテクノロジーは、日航関西エアカーゴ･システム (以下、JALKAS)とシステム開発契約を締結した。
締結の背景として、JALKASが輸入業務時、国際貨物を日本国内に配送する際、貨物を引取りに来るトラックの待機時間問題を課題としていたことが挙げられる。輸入業務では、貨物を「いつ、だれが、何を」引取りに来るかが事前に分からないため、ドライバーが持つ貨物情報記載の帳票を確認した後、倉庫内の貨物をピックアップし、各トラックバースへ配置をしている。そのことで、バースに接車をしてから貨物が準備されるまでの間、ドライバーには待機時間が発生する。また、引取りのトラックが集中した場合は、バースに接車するまでの順番待ちが発生し、さらにトラックの待機時間が増加してしまう。これらを鑑み、今回の締結でブレイブテクノロジーは下記3点を取り組むことを掲げている。
①トラックの呼び出し方法について
電話連絡から、LINEやSMSを利用した呼び出し通知に変更することで、呼び出し時の負担を軽減。
②帳票について
貨物情報記載の帳票を事前に取得し、庫内ステージングを可能にする庫内業務の効率化。
③貨物検索について
OCR技術を利用する事で、貨物検索時に必要な貨物ナンバー及び個数を帳票から事前に文字認識を行い、受付業務を効率化。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:45| IT関連
