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2018年09月03日

【物 流】全ト協 年末年始に『正しい運転・明るい輸送運動』実施


全日本トラック協会が、平成30(2018)年11月16日〜翌(2019)年1月10日まで「正しい運転・明るい輸送運動」を実施する。

運動は、交通・労働災害事故の防止、環境保全及び輸送秩序の確立により、円滑な輸送の達成を図り、年末年始の輸送繁忙期における安全、安心な輸送サービスを提供することを目的として実施される。
そのうえで、重点実施項目として挙げられているのが次の6点となる。

1点目 追突事故及び交差点における事故防止の徹底
『トラック追突事故防止マニュアル〜追突事故撲滅キット〜』及び『トラック交差点事故防止マニュアル〜交差点事故撲滅キット〜』を活用した運転者の指導・教育を実施し、事故防止の徹底に努める。

2点目 過労運転防止の徹底
適切な運行指示書や運行計画及び乗務割の作成を行い、点呼時には運転者の疲労、睡眠状態を含めた健康状況の確認を徹底し、過労運転防止に努める。

3点目 確実な点呼の実施
従業員の健康管理を徹底させるとともに確実な点呼を行い、少しでも異常があると認められる場合は乗務させないよう努める。

4点目 飲酒運転の根絶
酒気帯運転及び飲酒運転、それらによる事故の根絶を図るため、マニュアル等を活用した社内安全教育や点呼時等において、それらの悪質性・危険性を十分に理解させる。

5点目 携帯・スマートフォンの使用禁止の徹底
運転中のスマートフォン等の注視や通話は道路交通法で禁止されている極めて危険な行為であるため、乗務中の操作の禁止を徹底する。

6点目 健康診断の受診の徹底
経営者は、健康起因による事故防止を図るため、従業員に健康診断を受診させ、運転に支障を及ぼす異常があると認められた場合は、改善されるまで乗務させないようにする。

また、重点項目の他に、荷役作業時の安全確保の徹底や、高速道路における事故防止の徹底、輸送品質・サービスの向上等も挙げられている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者