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2018年08月31日

【アジア】三井化学 高機能エラストマー「タフマー」の生産能力増強

三井化学は、シンガポールにある100%子会社Mitsui Elastomers Singapore(以下 MELS)の高機能エラストマー「タフマー」の生産能力を増強する。

タフマーは世界トップシェアを誇る樹脂改質材や軟質成形材料で、柔軟で軽量な特長を有しており、自動車材、包装資材、太陽電池封止材、エンジニアリングプラスチック改質材、スポーツシューズのミッドソール材など、幅広い用途で使用されている。

タフマー需要は世界経済の成長を背景に堅調に推移しており、特に自動車材は自動車生産台数の堅調な伸びと環境規制強化による軽量化ニーズにより、更なる拡大が予想される。同社はPPコンパウンド製品を中心に、自動車材メーカーへのグローバルで長期的な供給実績を有しており、今後も安定供給を継続するため、タフマー(R)の既存設備のボトルネックを解消することで、生産能力を増強している。

三井化学およびMELSは、タフマー事業拡大のために、更なる供給能力の拡充を検討しており、今後も世界トップシェアポジションの維持・強化を積極的に推進する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア