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2018年08月27日

【環 境】三菱マテリアル 食品廃棄物のバイオガス事業で子会社設立


三菱マテリアルは埼玉県富士見市、ふじみ野市、三芳町で構成する入間東部地区事務組合の敷地内に食品廃棄物のバイオガス事業を目的とした「ニューエナジーふじみ野」を2018年5月30日に設立した。

日本国内における廃棄物の最終処分場は、その残余年数が約15年といわれており、新設も難しいことから、廃棄物の最終処分量削減による延命対策が課題となっている。そのうち食品廃棄物は日本国内で年間約1,600万トン発生しており、現在2〜3割は飼料や肥料としてリサイクルされているものの、大半が焼却処分されている。食料廃棄物の発生は都市部に多く、飼料や肥料によるリサイクルの拡大は難しいため、食品廃棄物をメタン発酵させるバイオガス化は、電気、熱などのエネルギーとして有効利用できるリサイクル技術として、焼却廃棄物の削減や地球温暖化防止などの観点から、近年注目されている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】