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2018年08月21日

【流 通】「釜石鵜住居復興スタジアム」オープニングイベントで人流データ実証分析を実施


かまいしDMC、NTTドコモは、岩手県釜石市に建設されている球技専用スタジアムである「釜石鵜住居(かまいしうのすまい)復興スタジアム」の完成を記念して、釜石市が主体となり開催する2018年8月19日のオープニングイベントで、ドコモの位置情報把握技術であるジオフェンシング技術を用いた人流データ実証分析を実施した。東日本大震災の被災地である釜石市鵜住居地区で、多くの来場者が集まるオープニングイベントを通した分析を実施することにより、今後のイベントや観光施策に向けた課題抽出や対策を検討する。

今回の実証では、ヴァル研究所が提供する「駅すぱあと」アプリ利用者のうち、位置情報取得許諾者(※1)の「釜石鵜住居復興スタジアム」や周辺の観光スポットなどへの出入りを、ジオフェンシング技術により検知する。この行動データ(※2)を用いて、イベント来場者の分布、流入流出経路や、観光資源の結びつきを分析する(※3)。これにより今後のイベントなどへの集客、観光誘致や、交通渋滞対策、防災対策へ活用し、スムーズで効率的なイベント運営、施策の実施検討を行う。

かまいしDMCは釜石市の協力のもと、今後「釜石鵜住居復興スタジアム」でのイベント開催時に生ずる交通渋滞の緩和などの様々な影響への対策を検討する。

※1 対象アプリ利用時に許諾を得た範囲内で位置情報を利用する
※2 特定のスポットへの流入流出を検知したデータを、個人を特定できない統計情報として分析する。分析対象となるデータの収集期間は2018年8月15日〜2018年8月30日の予定
※3 イベント会場となるスタジアムや交通拠点、岩手県内の観光地などを検知対象スポットとして設定する

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:19| 流通