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2018年08月03日

【環 境】トヨタ 米国でFC大型商用トラックの改良型を公開


トヨタ自動車は北米事業体であるToyota Motor North America(以下 TMNA)が、現地時間 平成30(2018)年7月30日に米国の研究機関であるCenter for Automotive Research主催のイベントにおいて、航続距離や居住性を向上させた燃料電池(以下 FC)大型商用トラックの改良型を公開した。TMNAは、2017年夏からカリフォルニア州で行ってきた実証実験に、2018年秋より改良型を追加導入する。

実証実験は同社の物流施設から排出されるCO2をゼロにすることを目標とした「トヨタ環境チャレンジ2050」の取り組みの一環として実施される。1台目の実験車は実際に港湾エリアの貨物輸送を行い、これまでに約16,000kmを走行した。

今回の改良型は、居住性と操縦性を向上させる取り組みとして、運転席のスペースに簡易ベッドを備えたスリーパーキャブを採用したほか、FCユニットの配置を工夫し、ホイールベースを延長することなく先代より広い車内空間を確保した。また、水素タンクの本数を4本から6本に増やし、通常運航における満充填時の推定航続距離を約320kmから約480kmに伸長した。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】