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2018年07月31日

【環 境】三菱重工環境・化学エンジニアリング 一般廃棄物焼却施設の長寿命化


三菱重工環境・化学エンジニアリングは、兵庫県姫路市から、一般廃棄物焼却施設「市川美化センター」(姫路市東郷町)の基幹的設備改良工事を受注した。処理能力330トン/日のストーカ式焼却炉(※)設備を改修し、2032年度までの長寿命化および省エネルギー化を図るものであり、2022年3月の完成を予定している。

今回受注した基幹的設備改良工事では、同社が特許を持つ安定燃焼に寄与する低空気比燃焼システムを採用して通風設備の消費電力低減をはかるほか、各種電動機器に高効率モーターやインバータを採用して省エネ化等を推進することによりCO2排出量を年間約10%以上削減することで地球温暖化抑制にも貢献する。

三菱重工環境・化学エンジニアリングは今回の受注とこれまでの実績をベースに、既存廃棄物処理施設の省エネ化や安定稼働の維持・向上、さらに維持管理費などを含めたL.C.C(ライフサイクルコスト)低減に向けた提案を積極的に推進し、受注拡大をはかっていく。


※ ストーカ式焼却炉
耐熱金属の角材を並べた床の上で、廃棄物などの焼却対象物を突き上げることで移動させながら燃焼させる焼却炉で、一般廃棄物焼却炉の主流である。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】