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2018年07月17日

【物 流】JR貨物 平成30年7月豪雨 被災地へ救援物資の無償輸送を開始


日本貨物鉄道(以下、JR貨物)と鉄道利用運送業界は、平成30(2018)年7月に発生した西日本地域を中心とする豪雨で被災した地域へ救援物資(救助用寄贈品)の無償輸送を行う。

輸送方法は3段階で、まず始めに荷送人(※1)指定の集荷場所から最寄りのJR貨物駅(コンテナ貨物取扱駅)までを鉄道利用運送業者がトラックで輸送する。次に、JR貨物が全国のJR貨物駅から被災地の最寄りのJR貨物駅までを貨物列車にて輸送する。最後に被災地の最寄りのJR貨物駅から荷受人(※2)まで再び鉄道利用運送事業者がトラックで輸送する。

申し込みは、輸送の申し込み前に、品名・数量・受入れ等について、荷受人と打合せを行い、受け取り承諾を得た貨物に限られる。また、貨物の受付に当たっては、発地の鉄道利用運送事業者から着地の鉄道利用運送事業者に、着駅から荷受人までの配送が可能であることを確認した上で行われる。取扱期間は同年7月11日以降、準備が出来次第、当分の間となっている。被災地の復旧状況に応じて最寄りのコンテナ貨物取扱駅が変更になる点に注意が必要である。


※1 救援物資の輸送の為、各県災害対策本部等へ事前に連絡した上で、当該物資の受け入れを承認された企業等

※2 救援物資の受け入れを表明している被災自治体

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 物流事業者