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2018年07月06日

【アジア】オムロンと台湾のテックマン・ロボット社 協調ロボット分野で戦略的提携

オムロンは、モノづくり現場において人と一緒に作業するアーム型協調ロボットの世界的なリーディングカンパニーである、テックマン・ロボット社(本社:台湾桃園市、以下テックマン)と協調ロボットの分野で戦略的提携を締結した。今回の提携により、オムロンは2018年度下期を目途に、テックマン製のアーム型協調ロボット「TMシリーズ」を両社ブランドとしてオムロンのグローバルな販売網を通じて提供していく。また、オムロンとテックマンは、オムロンの各種ファクトリーオートメーション(FA)機器との親和性を高めた次世代型の協調ロボットを共同開発し、人と機械が協調する、革新的なモノづくり現場の実現に取り組む。

近年、世界各国のモノづくり現場では、人手不足が深刻化する一方、顧客の多様化するニーズに応じて多品種少量生産や製品ライフルサイクルの短命化が進み、生産品目の変更や需要変動に合わせた生産ラインの柔軟なレイアウト変更や立ち上げが求められている。このような「フレキシブルなモノづくり」を実現するために重要な役割を担うのが、人と同じ空間で安全に作業を行える協調ロボットである。

オムロンは、従来の「TMシリーズ」の販売に加えてオムロン製の自動搬送モバイルロボット「LDシリーズ」との接続性が高く、簡単に組み合わせて使用できる、「モバイル対応モデル」(TM5M、TM12M、TM14M)を発売する。モバイルロボットは、人や障害物を自動で回避しモノを搬送する自走型協調ロボットとして、世界中の工場や物流施設内において、人と空間を共有しながら安全に搬送作業を行っている。ユーザーは、モバイルロボットにTMシリーズ「モバイル対応モデル」を搭載することで、モノの搬送に加え、持ち上げてトレイに載せかえる「ピック・アンド・プレース」など搬送前後の作業を担当させることが出来る。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア