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2018年06月13日

【流 通】三井住友建設と岐阜工業 覆工コンクリート打設作業を省力化・高品質化


三井住友建設と岐阜工業は共同で、SMC-Tunnelingシリーズ「自動de覆工」を開発した。

「自動de覆工」は、山岳トンネル工事における覆工コンクリートの打設作業を、高さ検知センサと配管切替装置を組み合せて自動化するものである。作業状況はタブレットなどでリアルタイムに確認ができ、手動作業対応を含めた一元管理により省力化と高品質化を同時に実現する。今回、岐阜工業の工場内において実証実験を行い、実用化に目処をつけた。

現行の山岳トンネルにおける覆工コンクリートは、セントル(移動式型枠)に設けられた打設窓より下方から上方、そして天端へと順に打設する。打設高さの確認は目視によって行われ、コンクリート圧送配管の切替作業は人力によって行われている。

就労人口減少や高齢化による配置技術者の不足が続いている建設業において、作業や管理業務の安全化や効率化による生産性向上は必要不可欠で、これらの課題を解決するために一連の作業を自動化させる同システムの開発に着手した。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通