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2018年06月08日

【物 流】日本・アジア/米国間コンテナ貨物の荷動き速報 平成30(2018)年4月分


日本海事センターは、平成30(2018)年4月分の日本・アジア(18カ国・地域)/米国間のコンテナ荷動き量(往航の速報値)を発表した。

同月のアジアから米国への荷動き量は、128.9万TEU(前年比1.6%減)で4カ月ぶりの減少となった。単月では2017年(130.9万TEU)に次ぐ過去2番目の荷動きとなり、1〜4月までの累計では前年同期比7.6%増の538.5万TEUで過去最高を記録した。

国別で見ると、日本は、車両機器及び部品(前年比0.1%増)やタイヤ及びチューブ(同比7.1%増)が4ヶ月連続の増加となったが、品目別1位である自動車部品(同比12.4%減)が3ヶ月連続減少し、全体で5.4万TEU(同比3.4%減)にとどまり2ヶ月連続で減少した。
中国は、全体79.7万TEU(同比5.6%減)で4ヶ月ぶりの減少、上位4品目の内、3品目が4ヶ月ぶりの減少となった。
韓国は、全体6.7万TEU(同比1.7%増)で4ヶ月連続増加、車両機器及び部品(同比12.9%増)やレジン等の合成樹脂(同比4.3%増)が増加した。
台湾は、全体5.0万TEU(同比4.2%減)で2ヶ月連続での減少。建築用具及び関連品などの上位品目が先月に続き減少した。

地域別でみると、ASEANはベトナム(同比4.3%増)やタイ(同比9.9%増)など各国が軒並み増加したことにより、全体で21.7万TEU(同比8.8%増)と24カ月連続で増加。
南アジアでも、インド(同比19.2%増)を始めとした各国で増加しており、全体で8.4万TEU(同比19.8%増)と13カ月連続の増加となった。

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投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者