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2018年06月06日

【流 通】Telexistence 遠隔操作ロボットの量産型プロトタイプMODEL Hを開発


Telexistence(以下 TX Inc.)はテレイグジスタンス(遠隔存在)技術・VR・通信・クラウドを活用した空間を超える遠隔操作ロボットの量産型プロトタイプ MODEL Hを開発した。TX Inc.には、KDDIが5G時代におけるロボットビジネスの共創やロボティクス関連技術の共同開発を視野にコーポレート・ベンチャー・ファンド「KDDI Open Innovation Fund」を通じて出資している

KDDIとTX Inc.は、2035年には約10兆円に達するとされる国内ロボットビジネス市場において、人の能力の拡張を軸としたサービスロボットの開発を推進し、通信とロボティクスの融合により、人間生活の飛躍的な向上、および各産業の高度化を主導していく明確なビジョンを共有している。

量産型プロトタイプMODEL Hの特長は、製品化前提に使いやすさ、耐久性の向上、起動・使用開始時間の短縮、デザインの洗練、独自クラウドインフラ、移動体通信・インターネット対応を実現させた。具体的に、コックピット側(操作側)としては、可搬型ケースに制御コンピューター、赤外線3D位置測定、VRや触覚機器を内蔵し、大幅にコンパクト化しており、触覚提示デバイスのモジュール化およびUI/UXが向上している。

ロボット側は、インターネットを使用した低遅延な視聴覚/触覚の伝送、量産を想定した機構設計と製品化を想定したロボットの外装デザインの確立。また、ホイールによる移動機能により、遠隔地を動き回る体験が実現され、可搬重量の大幅に向上、バッテリー駆動が可能となっている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通