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2018年06月04日

【物 流】物流連 第13回 物流連懇談会を開催


日本物流団体連合会は2018(平成30)年4月に第13回物流連懇談会を開催した。今回は「未知に挑む。」と題する講義が行われ、約100名が参加した。

講演前に、議題「未知に挑む。」が先見性や先進性、前例のないことに挑戦し、ロジスティクスの革新に取り組んでいく決意の表しであるとの説明があった。

講演ではグローバル化やIT技術の進化がもたらす産業構造変革に対し、従来の事業の延長線では立ちいかなくなる危機感がスマートロジスティクスを積極的に推進している理由であるとあり、ロジスティクスにおけるイノベーションの変遷の中でIoTの進化による「可視化」や「省人化」「標準化」「最適化」などをいかにして生み出していくのか、またそのためにオープンイノベーションによる「協創による次世代で勝てる新事業形態を創出」すると述べられた。加えて、そのイメージを具現化し、最新技術を取り入れた次世代型システムの開発の実施やイメージを具現化した実践配備しているドローンや自律型無人フォークリフト、自動検品システム等の紹介も行われた。

締めくくりの言葉として、IoTやAI技術の発展により将来の物流会社の地位が他プレイヤーに取って代わられるのではないかという懸念がある中、SCMの中では中心にある物流業界がステイタスポジションにあり周囲と手を組むことで大きな発展の可能性を秘めていると述べられた。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者