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2018年05月31日

【物 流】全ト協 準中型免許導入に伴う免許種別確認用パンフレット作成


全日本トラック協会は、準中型免許制度の創設に伴い、新たな免許の区分と運転可能な車種との関係を整理したパンフレットを平成30(2018)年5月に作成した。

準中型免許は平成29(2017)年3月12日の「道路交通法の一部を改正する法律」の施行に伴い新設され、従来の中型免許と異なり普通免許の保有を前提とせず、18歳で取得できることから、運送業界への若年層の就業間口の拡大が期待されている。

これを受けて同協会では、従前の制度と新制度の違いから、ドライバーが誤って区分外の車種を運転してしまわないよう注意を促している。また、免許の取得時期によって運転免許の種類と運転可能な車両の範囲が異なるため、乗務前に保有している免許証と車検証をチェックして運転できる車種か確認するよう呼び掛けている。

もし、限定を超える車両を運転した場合は免許条件違反、区分外の車両を運転もしくは有効期限の過ぎた免許で運転した場合は無免許運転となり、これを防止するためのチェックポイントとして、@運転免許証の取得年月日、有効期限、免許の種類、免許の条件、運転できる車両の範囲、A車検証に記載されている車両総重量および最大積載量などが挙げられている。

また、全ト協は、自動車の種類が細分化されることでドライバーが知らずに資格のない車両を運転してしまうことを防止するため、自動車の種類が識別しやすい「自動車識別シール」も同時に作成し日本貨物運送協同組合連合会(日貨協連)にて販売している。

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投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者