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2018年06月01日

【アジア】日立など 農業IT化プロジェクトの空間情報ソリューション落札

インドの地理情報システム会社の AMNEX INFOTECHNOLOGIES PRIVATE LIMITED(本社:グジャラート州、以下、アムネックス)、Hitachi India Pvt.Ltd.(本社:ニューデリー、以下、日立インド社)と日立ソリューションズの3社は共同提案により、農業の収穫予測・被害査定システムをグジャラート州から落札した。

このシステムは、衛星画像解析を活用した初の本格的な農業 IT 化のプロジェクトであり、日立ソリューションズの空間情報ソリューション「GeoMation(※)」をベースに開発され、2018年 6月から稼働を開始する。

昨今、インドでは「Digital India」政策のもと、都市インフラやスマートシティ、農業のIT 化などのプロジェクトが急速に進んでおり、資産管理や土地管理、農業における土地・収穫管理などの用途で地理情報システムのニーズが急拡大している。

そのような中、アムネックスは2016年、インドでは初となる「GeoMation」の販売代理店になり、技術移管やインド向けカスタマイズ開発を目的に、アフマダーバードの施設内に専用のラボを設置した。

そして、アムネックスは、日立インド社および日立ソリューションズとの共同提案により、2017 年5 月、グジャラート州の農業プロジェクトである、衛星画像解析を活用した農業の収穫予測・被害査定システムを落札した。

アムネックスと日立ソリューションズは 2016 年から続けてきたパートナーシップを強化し、同年4月から、「GeoMation」のインド市場向け機能の共同開発を本格的に開始し、社会イノベーション事業の拡大を図る。日立グループがグローバル戦略上の重要地域の1 つとして位置づけているインド市場に対し、今後もアムネックスとの協業関係を強化していくことで、空間情報を活用したソリューションを提供し、インド政府が主導する「Digital India」政策に貢献していく。

※ GeoMation は日本における登録商標であり、インドでは、Hitachi Solutions Geographical Information System(GIS)の名称で提供している

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア