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2018年05月10日

【流 通】三井不動産レジデンシャルなど マンション内物流システムを構築し導入


三井不動産レジデンシャルと丸紅は、パナソニックエコソリューションズ社、フルタイムシステムの協力により、配達効率を向上させるマンション内物流システムを構築し、現在建設中の分譲マンション「ザ・タワー横浜北仲」(所在地:神奈川県横浜市中区/2020 年 2 月下旬竣工予定)に導入する。これにより宅配事業者および居住者双方の利便性の向上を図り、社会的な課題のひとつである宅配物の増加・再配達の問題に対応する。

■配達効率を向上させる「マンション内物流システム」の 3 つの施策

【1】宅配スタッフがマンション共用部に常駐し、複数の宅配事業者からの荷物を集約することで、各住戸へ複数の荷物をまとめて配達、受け取りができる。

【2】インターホンシステムを改良し、宅配スタッフの携帯電話から各住戸内のインターホンに直接連絡できるようにすることで、在宅確認から訪問までにかかる時間を短縮する。

【3】宅配ボックスを改良し、荷物が入っているボックスに追加で入庫できるようにすることで、ボックススペースを効率的に利用し、宅配ボックス満杯による再配達を減らす。

今回「ザ・タワー横浜北仲」で導入するマンション内物流システムは、今後三井不動産レジデンシャルが分譲する新築大規模マンションへの展開を検討していく。また、【2】【3】の施策は単独でも採用することができるため、各物件の特性に合わせて検討することが可能。

 なお、宅配スタッフがマンション共用部に常駐し、【2】【3】記載の宅配ボックスやインターホンの機能を活用して、効率的に宅配を行う取り組みは、マンションにおいて初めてとなる。(フルタイムシステム調べ)

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通