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2018年05月07日

【流 通】イケア 人間工学の専門家とともに開発したシリーズを商品展開


イケア・ジャパンは、人間工学の専門家とともに開発したOMTANKSAM/オムテンクサム シリーズを発表した。このシリーズは、普段の暮らしにほんの少しのサポート機能を必要とする方のためにデザインされた。

OMTANKSAM/オムテンクサムは、ホームファニッシングの専門家であるイケアのデザインチームが、人間工学の専門家や作業療法士、介護業界の研究者の助けを得て開発した。

高齢化社会が急速に進む中、家での暮らしが高齢者に親切なものではないこと、ケア用品が高額でデザイン性に優れた商品が少ないことが構想の発端である。目指したのは、美しいデザインでありながら優れた快適性があり、人間工学に基づいたデザインで自立した暮らしをサポートする製品シリーズである。開発にあたり、実際に介護者や、認知症患者の声を参考にし、ケアをする側とされる側からの視点を重要視した。

スウェーデン語で「思いやりがある」という意味の OMTANKSAM/オムテンクサムは、滑り止め付きのランチョンマットや快適なサポートを提供してくれるクッション、ふたを簡単に開けられるキャップオープナーなど、どれも日々の暮らしをより快適にしてくれる製品シリーズ。ほかのイケア製品と同様このシリーズも、優れたデザインと機能をもつ製品を低価格でより多くの方々に提供できるよう、デモクラティックデザインをもとに開発されている。

2018年は日本とスウェーデンの外交関係が樹立されて、150 周年の貴重な一年である。イケアは150周年のスポンサーとして、この度の Dementia Forum X における発表会を皮切りに、様々なイベントに年間を通し参加をし、イケアのルーツであるスウェーデンの魅力を伝えていくことを企図している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通