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2018年05月07日

【アジア】ニチレイロジグループ マレーシアにおける低温物流事業会社へ出資

ニチレイロジグループは、マレーシアで低温物流事業を手掛けるCold Chain Network社(以下、CCN社)に出資し、同国における低温物流事業に参入する。マレーシア政府系ファンドであるKhazana Nasional社の100%子会社Agrifood Resources Holdings社から、CCN社の発行済株式の40%をニチレイロジグループが取得する契約を2018年4月16日に締結し、同年6月から新たな合弁会社として低温物流事業を展開していく。

ニチレイロジグループの海外事業では、1988年のオランダ進出を皮切りに欧州での事業を拡大しており、2004年から中国、2013年からタイと、アジア圏でも事業を展開している。

マレーシアは、旺盛な国内消費を背景に、温度管理が必要な低温貨物の保管需要が拡大している。またアセアン地域のなかでもスーパーマーケットなどの小売店業態が多く、同社が日本で培った物流ノウハウを活用できると判断した。

CCN社は約3万トンの保管能力を持つ物流センターと、48台の保冷トラックを保有するマレーシア第3位の低温物流事業会社で、特にハラル物流に強みを有している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア