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2018年04月18日

【物 流】日本・アジア/米国間コンテナ貨物の荷動き速報 平成30(2018)年1月分


日本海事センターが、平成30(2018)年1月分の米国からアジア(18カ国・地域)へのコンテナ荷動き動向(2018年1月[復航])の速報値を発表した。

同月の米国からアジアへのコンテナ荷動き量は51.0万TEU(7.7%減)で前年比が2カ月ぶりの減少となった。

アジアの主要国別にみると、日本、中国、韓国は前年比が減少した。日本は(2016年の年計ベースの各国・地域の品目別順位、以下同様)1位の動物用飼料(8.1%減)が2カ月連続の減少、3位の家具及び家財道具(15.4%減)は2カ月ぶりの減少、4位の野菜及び種苗類(4.2%減)が8カ月連続の減少となり、全体では5.6万TEU(1.5%減)で3カ月ぶりの減少となった。中国では上位品目の紙、板紙類及びその製品(43.8%減)、木材及びその製品(17.4%減)、動物用飼料(32.0%減)等が大幅に減少し、全体では平成27(2015)年2月以来の20万TEU割れとなる17.8万TEU(28.7%減)で10カ月連続の減少となった。韓国でも上位品目の動物用飼料(14.9%減)、紙、板紙類及びその製品(15.2%減)が減少し、全体では4.6万TEU(7.3%減)で3カ月ぶりの減少となった。一方、前年比が増加となったのは台湾で、1位の鋼材及びその製品(3.9%増)が増加した他、2位の採油用の種及び油脂(70.7%増)も大幅に増加し、全体では5.4万TEU(36.2%増)と2ヶ月連続の増加となった。

地域別にみると、ASEANではベトナムが2.7万TEU(39.5%増) で、4カ月連続で20%を超える増加がみられ、全体では9.9万TEU(6.1%増)で4カ月連続の増加となった。南アジアでは、インドが4.2万TEU(57.4%増)で4カ月連続で大幅な増加をしており、全体では5.7万TEU(38.0%増)で4カ月連続で10%を超える増加となった。

※括弧内は前年比を示す

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 国際物流