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2018年04月12日

【環 境】積水ハウス 温室効果ガス削減で「SBTイニシアチブ」の認定を取得


積水ハウスは、設定した温室効果ガスの削減について、「パリ認定」の「2℃目標」を達成するために科学的に根拠のある水準であると認められ、国際的なイニシアチブである「SBT(ScienceBased Targets)イニシアチブ」(※)から認定を取得した。なお、「SBTイニシアチブ」からの認定取得は、住宅業界では国内で初めてとなる。

同社は持続可能な社会構築のために、平成20(2008)年に平成62(2050)年を目標とした脱炭素宣言をおこない、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の普及や事業活動で発生する温室効果ガスを削減する取り組みを進めており、この取り組み目標がSBTに認定された。

積水ハウスは、早くから国際社会が直面している気候変動の脅威を認識し、提供する製品の脱炭素化をさらに推進することに加え、事業活動において使用する電力を100%再生可能エネルギーにすることを目指す「RE100イニシアチブ」に我が国で2番目に加盟するなど、脱炭素化に向けて舵を切っている。「SBTイニシアチブ」に認定された目標は以下の通り。

・平成42(2030)年までに供給する戸建住宅、賃貸住宅からのCO2排出量を45%削減
・平成42(2030)年までに自社で消費するエネルギーによるCO2排出量を30%削減
・事業活動で使用している5万本超の蛍光灯を3年をめどにLED化

※ SBTイニシアチブ
CDP(カーボン ディスクロージャー プロジェクト)、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)、UNGC(国連グローバル コンパクト)の4団体により設定されたもの。低炭素経済社会への移行を実現する企業の取り組みを加速する目的で科学的知見に基づく目標の設定に取り組んでいる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】