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2018年04月06日

【環 境】ビールメーカー4社 関西・中国−九州間における共同モーダルシフト開始 


キリンビール、サッポロビール、サントリービール、アサヒビールは、物流部門での環境負荷の低減および長距離トラック輸送の削減によるドライバー不足への対処を目的に、関西・中国−九州間の社内輸送において共同でモーダルシフトに取り組むことで合意した。2018年4月9日から開始する。

関西・中国から九州へ向かうビール4社の専用列車には、各社の物流拠点から最寄りのJR貨物ターミナル駅を経て、JR大阪貨物ターミナル駅とJR岡山貨物ターミナルに集められた商品(主に酒類・飲料)を積み込む。九州に到着した商品は、各社の最寄りにあるJR貨物ターミナル駅から、それぞれの物流拠点へ配送される。専用列車は、年間を通じて毎週月曜日に運行する予定としている。

一方、九州から関西・中国へ向けた輸送は、九州地区にある各社の製造・物流拠点からJR福岡貨物ターミナル駅に集めた商品を、同区間の空きコンテナの輸送枠を活用して毎日運行する予定となっている。

この取り組みにより、4社合計で、大型トラック2,400台相当の長距離輸送能力を鉄道コンテナで確保し年間のCO2排出量が約1,500t(従来比で約74%)削減できると試算している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】