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2018年03月26日

【環 境】トヨタ自動車 世界初「フレックス燃料ハイブリッド車」試作車をブラジルで公開

 
トヨタ自動車のブラジル生産・販売事業を担う事業体であるToyota do Brasil(ブラジルトヨタ)は、ガソリンに加えてエタノールなどのアルコールを燃料として走行できるフレックス燃料車(Flexible-Fuel Vehicle : 以下、FFV)に、世界で初めてハイブリッドシステムを搭載した試作車(以下、ハイブリッドFFV)をブラジルのサンパウロ市でのイベントで初めて公開した。

ハイブリッドFFVは、ハイブリッド車の普及やCO2排出量削減を通じた環境貢献を目指して、同社が日本とブラジルで開発を進める新たなパワートレーンシステムである。エネルギー効率の高さやCO2排出量が少ないハイブリッド車の性能をベースに、生長過程でCO2を吸収して実質的なCO2排出量を抑えられる植物由来の再生可能エネルギーを使うことで、総合的なCO2排出量を大きく低減させるポテンシャルがある。現在ブラジルで販売するハイブリッド車「プリウス」に同システムを搭載した試作車を走行実証に用いる。

トヨタ自動車の調べによると、植物の生長過程からエネルギーとして車で使われるまでのCO2総排出量で比較すると、一般的なFFVに比べて、ハイブリッドFFVは、特にサトウキビ由来のエタノールのみを燃料とする場合、排出量を大きく削減できると試算している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】