<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ
2018年03月16日

【流 通】イー・ガーディアン 子どもに不適切な動画の監視サービスを提供


イー・ガーディアンは、企業が制作した動画が、子どもにとって不適切な内容が含まれる動画「エルサゲート」に該当しないかを監視する新サービス「エルサゲート パトロール」の提供を開始した。

イー・ガーディアンは、投稿監視、風評調査、ソーシャルリスニングのリーディングカンパニーとして、安心・安全なインターネット環境の実現に向け、様々なサービスを提供している。

現在、YouTubeや動画アプリなどの普及から、大人だけでなく子どももスマートフォンやタブレットなどで動画を視聴する機会が増えており、親の目が届かないところで子どもが知らないうちに、キャラクターが暴力を振るう、子どもを虐待する、排泄行為を繰り返すなどの有害な動画を目にしてしまうケースが発生している。

このような、人気キャラクターが出演し子ども向けと見せかけたコンテンツの中に、子どもがショックを受けるような不適切な内容を含む動画は「エルサゲート」と呼ばれており、日本でも社会問題として捉えられ始めている。

エルサゲートに対する批判を受け、Googleでは、2017年からファミリー向けコンテンツの不適切な利用に対する収益化の停止などに取り組んでおり、YouTubeの広告掲載基準厳格化も発表するなど、インターネット環境における子どもの安全性確保や危機管理に対する意識が高まりを見せている。

そのような中、プロモーションやサービスとして動画コンテンツを制作する企業は、子ども向けに制作したコンテンツがエルサゲートに該当しないかどうかをチェックする必要性は感じているものの、判断に必要なノウハウやナレッジが不足しているなどの課題を抱えている。

現状、企業側が十分なチェック体制を敷けていないことを受け、イー・ガーディアンは、投稿監視業務の一環として、長年に渡り動画監視のサービスを提供していることから、Googleの規定に沿い、企業が制作した動画コンテンツが不適切でないかを監視する「エルサゲート パトロール」を提供開始する運びとなった。サービスの提供により、インターネット上の悪質なコンテンツから子どもたちを守り、インターネット環境における安心・安全性の確保に寄与していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通