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2018年03月15日

【流 通】UCC上島珈琲 コーヒー抽出かすを活用した食品リサイクルループ構築


UCC上島珈琲(以下、UCC)は、小型PETコーヒー飲料の主力工場「UCC群馬工場」から排出されるコーヒー抽出かすの一部を肥料化して活用し、栽培された農産物を、UCCグループの外食店舗「珈琲館」の一部店舗でメニュー化して使用する「食品リサイクルループ(※)」を構築した。

UCCは、「カップから農園まで」一貫したコーヒー事業を通じて、これまでにも様々なCSR活動に取り組んできた。今回、農林水産大臣と環境大臣の認定を受けた食品リサイクルループは、国内コーヒー製造業界初の取り組みとなる。且つこの取り組みは、グループ事業会社(飲食業)と共に構築している。「食品リサイクルループ」の特長は、下記の通り。

1.「UCC群馬工場」から排出されたコーヒー抽出かすの一部を、群馬県内にある肥料製造会社で肥料化

2.その肥料を群馬県内の農家で野菜の栽培に使用

3.栽培された野菜を、UCCグループの外食店舗「珈琲館」の群馬県内にある3店舗(けやきウォーク前橋店、高崎小鳥町店、伊勢崎西店)でメニュー化(サンドイッチ等)

※ 食品リサイクルループ
排出した食品廃棄物を肥料・飼料の原料として活用することで資源を有効活用し、農畜水産物を生産する循環型モデルを指す。食品リサイクル法において、食品リサイクルループの取り組みを食品関連事業者、再生利用事業者、農林漁業者等が共同して再生利用事業計画を作成し、農林水産大臣、環境大臣等から認定を受けることができる

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通