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2018年03月07日

【物 流】国交省 新型航空保冷コンテナの試験輸送を実施


国土交通省は日本の農林水産物や食品の輸出額を1兆円とする目標達成に向け、地方産地から海外までのコールドチェーン構築のため、新型航空保冷コンテナの研究開発を実施している。2018年3月6日から8日に、新型航空保冷コンテナ(試作品)の試験輸送を行う予定。

現在、地方空港を主に就航する小型航空機に搭載可能な保冷コンテナはなく、また中・大型航空機に搭載可能な保冷コンテナもドライアイスを冷媒としており温度管理の精度に限界が生じている。そこで温度可変機能等を有する国際空港輸送において最も多く用いられているLD-3型保冷コンテナ及び小型航空機に搭載可能な小型保冷コンテナの開発により、地方産地から海外までの一貫した高品質なコールドチェーン物流の提供を可能とし、農林産物や食品の輸送拡大を図るとしている。

新型航空保冷コンテナの効果は、保冷システムに伴うドライアイスや乾電池、リース契約の不要により輸送毎のランニングコストが低減になることや、同程度の保冷機能を有する既存技術のコンテナと比較して軽量であることとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 国際物流