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2018年02月09日

【物 流】経産省 電子タグを用いたサプライチェーン情報共有システムの実験を実施


経済産業省(以下、経産省)は、「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」に基づき、平成30(2018)年2月14日より、電子タグから取得した情報をサプライチェーンで共有する実験を実施する。
 
経産省は、平成29(2017)年4月に小売業界の課題である「少子化による人手不足と労務コストの上昇」、「サプライチェーン全体としての食品ロスや返品」などに対応する方針として「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」を策定した。今回は、同宣言が目指す「サプライチェーンでの情報共有」を実現する為、RFIDを用いて特定の商品がいつ、どこに、何個あるのかといったデータを取得し、これらのデータをサプライチェーンで情報共有できる環境の整備を行う。
 
実験の内容としては、出荷元(物流センターもしくはメーカー)で商品1つ1つに電子タグを貼付、入出荷時に読み取ることで、情報共有システムとの連携を行う。実験の期間としては、2018年2月14日から同月23日までで実験対象店舗は、3店舗である。経産省は、同取組において、サプライチェーンにおける在庫情報などを可視化し、サプライチェーン各層の連携の強化を目指す。

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投稿者:gotsuat 09:50| 行政関連