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2018年02月01日

【物 流】全ト協 貨物自動車に対して点検・整備の徹底を通達

全日本トラック協会は、岐阜県警察本部交通部からの「貨物自動車に対する点検・整備の徹底によるタイヤ脱輪事故防止について(お願い)」を受け、この内容を周知徹底するよう各都道府県トラック協会に対して、平成30(2018)年1月26日に通達した。

高速道路上の事故では車両からの落下物に乗り上げる事故が多発し、中でもタイヤが脱輪して高速道路上に落下し事故になるケースが増加傾向にある。
平成29(2017)年11月以降の2カ月間で4件の脱輪事故が発生した。そのうち1件は脱輪したタイヤが対向車線まで出し追越車線を走行中の乗用車に衝突するなど他車を巻き込む事故となった。幸い怪我は軽傷であったが一歩間違えれば重大事故に発展しかねない事案であり、今後も同種事案の発生が懸念される。再発防止のため下記事項について周知徹底するよう呼びかけた。

@車両管理の徹底
所有貨物自動車に対する管理・チェック体制を強化し、車両整備状況の確認やボルトの確実な取付け状態等の確認を徹底し、タイヤ脱輪の防止に努めること。

A運転手による運行前点検等の実施
大型貨物自動車だけでなく、全ての貨物車に対し運行前におけるタイヤ等に対する点検、運行中の休憩時間を活用した車両に対する再点検および荷物が落下しないように確実に積載してあるかの確認の実施の徹底。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者