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2018年01月31日

【流 通】多様なメディア配信に活用できる自動記事要約システムを実現


信濃毎日新聞社と富士通は、富士通のAI(人工知能)技術「FUJITSU Human Centric AI Zinrai」を活用した記事要約の実証実験を行い、多様なメディア配信に活用できる自動記事要約システムを実現した。

信濃毎日新聞社は自動記事要約システムをCATV向けのニュース配信サービスに導入し、2018年4月より本格的な運用を開始する。これにより、CATV向けニュース配信サービスの運用の迅速化を実現する。

同システムは、富士通研究所が開発した、自然言語処理技術と機械学習を組み合わせた自動要約技術を活用したもの。実証実験では、1件の記事あたり人手で最大約5分かけて行っていた要約作業を瞬時に自動実行するとともに、既存の要約技術であるLEAD法(※1)よりも人手に近い高精度な要約が可能であることを実証した。富士通は、同システムを信濃毎日新聞社の現在のワークフローを変更することなく容易に適用できるWeb API(※2)として提供する。

※1 LEAD法
先頭から順に文字数制限の範囲内で文を抽出する方法

※2 Web APIWeb Application Programming Interfaceの略
Webサイトなどの開発を効率的に行うための技術

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通