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2017年12月25日

【物 流】国交省 インドネシア・フィリピン両政府と物流システムに関する意見交換

国土交通省は、日本の物流システムの国際展開促進に向けて、インドネシアとフィリピンの2カ国で物流施策対話とワークショップを開催し、両国政府それぞれと意見交換を行った。

物流施策対話では、日本と両国の物流施策の現状や課題の発表をもとに意見交換を行い、日本からは両国の外資規制やインフラ整備に関する課題提起を行われた。対話を通じて挙げられた課題や問題点の改善に係る取組の重要性について認識が共有され、両国から現在の施策についての説明が行われた。

ワークショップでは、日本と両国のコールドチェーン物流をテーマとして、今後の両国におけるコールドチェーン物流の重要性、及びそれを提供する物流事業者のサービス水準の向上に向けて取組んでいくことを確認した。それぞれの概要は以下の通り。


■日インドネシア物流施策対話・ワークショップ
日本からは、物流施策を紹介するとともに、インドネシアで実施した物流パイロット事業及び、官民ファンドの出資によるコールドチェーン物流事業の開始についての報告を行った。
インドネシアからは、今後の物流インフラ開発、陸・海・空の各輸送モード間の連結性の向上、島嶼間の海上輸送の輸送力増強に向けた施策などについて説明があった。

■日フィリピン物流施策対話・ワークショップ
日本からは、第6次物流施策大綱などの物流に関する施策、及びトラック運送事業に関する官民の取組などが紹介した。
フィリピンからは、道路・鉄道・港湾・空港等の物流インフラの開発計画、物流マスタープランの策定と今後の実行について説明があった。

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投稿者:gotsuat 09:45| 国際物流