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2017年11月28日

【流 通】中国と日本をつなぐ高速通信ソリューションの実証実験開始


日本とアジアにおいてインターネットインフラ運用事業とコンサルティング事業を展開しているクララオンラインと、ネットワーク機器やセキュリティ対策ソリューションを提供するマクニカネットワークスは共同で、イスラエル Cato Networks社のサービスを利用した中国と日本を結ぶ新たなネットワークサービスの提供に向けた実証実験を開始する。

昨今、中国に進出した多くの日系企業が、通信速度が遅い、大容量データの送受信が困難、テレビ会議の通信が切れるなど中国拠点と日本拠点間の通信に多くの課題を抱えている。

マクニカネットワークスが国内販売代理店をしているCato Networks社のサービスは、SLA保証付きの高速リンクから構成されるCatoグローバルバックボーンによるSD-WAN機能と、エンタープライズグレードのセキュリティ機能、更にセキュアなリモートアクセス環境をクラウドで提供している。

これにより、中国拠点と日本拠点間の通信の課題となっていた拠点間VPN環境の導入や設定変更の工数を削減し、さらに、セキュリティ機能を持ち、より利便性の高いネットワークサービスを提供することが可能となる。

中国拠点と日本拠点間の通信の課題を解決するため、中国拠点と日本拠点間のインターネットサービスの提供を数多く行っているクララオンラインは、Cato Networks社の新しいSD-WANサービスを利用した新たなネットワークサービス「チャイナコネクト NSaaS(仮称)」の提供を予定しており、マクニカネットワークスは「チャイナコネクト NSaaS(仮称)」の提供をCato Networks社の国内販売代理店として支援する。

クララオンラインでは「チャイナコネクト NSaaS(仮称)」の提供に向けた基本検証を実施しており、良好な検証結果が得られているが、より多くの検証結果を得るため、実証実験を実施する企業を募集する。同実証実験を通じて、得られた課題を、企業が抱える中国拠点と日本拠点間の通信の課題解決やパフォーマンス向上に活かしていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通