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2017年11月24日

【アジア】KDDI ミャンマー国営電気通信事業体とIP-VPNサービス協定締結

KDDIは、ミャンマー国営電気通信事業体(以下MPT)とIP-VPNサービス協定を締結した。これにより、ミャンマーにおいて、国際IP-VPNサービス「KDDI GLOBAL IP-VPNサービス」の信頼性を高め、より一層安定したサービスが提供可能となった。なお、MPTとIP-VPNサービスを相互接続する海外通信事業者は、KDDIが初めてとなる。

これまで、ミャンマー向け通信では国際伝送路の品質安定性が課題とされてきた。今回の協定により、ミャンマーの主要都市である首都ネピドーおよび最大の商業都市ヤンゴンと日本間を、海底ケーブルルートに加え、新たに中国経由の陸線ルートでMPTと接続することが可能となり、海路と陸路による国際伝送路の完全冗長化を実現した。さらに、ミャンマー国内でMPTが拡充している信頼性の高い光ファイバー網を利用することで、より一層安定した通信環境をミャンマー全域で利用可能となった。

今回の相互接続に伴い、MPTとKDDIの間でネットワークの設定条件と運用品質基準を明確にし、より安定したネットワークの運用を実現し、さらに、KDDIは回線だけでなく、顧客宅内ルーターまでリモート監視(※)し、MPTのネットワーク状況を迅速に把握することで、従来よりも一層品質を向上させたサービス提供が可能になる。KDDIは、2013年に現地法人 KDDIミャンマーを設立以来、ミャンマーに進出する法人顧客の事業活動を、ICTインフラ設計から構築・保守までワンストップでサポートしている。

※「ネットワークマネージメントサービス」を申し込みの場合に限る

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア