<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2017年11月20日

【環 境】日本郵船 燃料油の凝固を防ぐ添加剤「Wax Breaker」を共同開発 低温流動性を改善


日本郵船と日本油化工業は、舶用燃料油であるMGO、MDO(船舶に使用される燃料油規格の総称)の低温時における流動性能の改善効果を持つ燃料油添加剤「Wax Breaker」を共同開発した。

原油由来のワックス成分が多く含まれる舶用燃料油は、寒冷地を航海中に燃料油タンクの温度低下により同成分が固形化し、エンジントラブルを引き起こす可能性がある。そこで、Wax Breakerを燃料油に添加すると、凝固の原因となるパラフィンの結晶分子の間に成分が入り込み、結晶の成長を阻害することにより凝固を防ぐため、燃料油の低温流動性に起因する事故を未然に防止することが可能となる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 環境負荷低減【取り組み内容別】