<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ
2017年11月13日

【知 識】防災科学技術とJR3社 海底観測網データを鉄道の地震防災対策に活用


防災科学技術研究所、東日本旅客鉄道(JR東日本)、東海旅客鉄道(JR東海)、西日本旅客鉄道(JR西日本)は、防災科研の整備・運用する海底地震津波観測網から得られる海底地震計データを鉄道事業者各社の地震防災対策へ活用することを目的とした相互協力協定を平成29年10月30日付で締結した。

この協定に基づき、防災科研と鉄道総合技術研究所との共同研究成果であるデータ伝送方式を利用して、海底地震計データが鉄道事業者へ配信される。

JR東日本の新幹線の一部区間では平成29年11月1日より地震発生時における新幹線制御への活用が始まり、JR東海、JR西日本の新幹線については、準備でき次第、新幹線制御への活用を始める。これらは防災科研の海底地震津波観測網データが鉄道事業者の防災対策に直接活用される初めての事例となる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識