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2017年10月30日

【流 通】富士通 福島県会津若松市の中山間地域生活支援システム構築


富士通は、福島県会津若松市からの委託により、中山間地域特有の地理的条件に起因する地域コミュニケーションなどに関する課題を解決するため、中山間地域生活支援システムを構築した。同市の中山間地域である湊町全域の住民約1,800人を対象に、2017年10月より同システムを活用した情報サービスの提供を順次開始した。

中山間地域生活支援システムは、住民が使い慣れた家庭内のテレビを活用して市政情報や地域情報、防災情報などを閲覧可能にすることで、地域内コミュニケーションの活性化に寄与する。提供される情報は以下の通り。

1.市政情報: 会津若松市が運用しているホームページや、地域情報ポータルサイト「会津若松+(プラス)」(※)との連携による市政情報
2.地域情報:湊地区地域活性化協議会が中心となって発信する地域の催しなどの情報
3.防災情報:会津若松市が発信する防災情報
4.暮らしの情報:日々の暮らしに役立つ道路情報や地域の連絡先などの生活情報

上記に加え、2017年度内に、電気自動車を使った地域内交通サービス(デマンドバスサービス)と同システムを連動させ、同システムでの予約受付や運行情報の表示を予定している。

※ 「会津若松+」
会津若松市が地方創生の取り組みの一環として2015年に構築した市民向けデジタル情報プラットフォームで、市からの情報だけでなくイベント情報や町の情報などを提供するサービス

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通