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2017年10月27日

【知 識】CYBERDYNEと損害保険ジャパン日本興亜 包括的業務連携


CYBERDYNEと損害保険ジャパン日本興亜は、革新的サイバニクス技術(※1)とリスクファイナンスの融合による、健康で豊かな社会システムの構築を目的とした包括的業務連携に関する協定を締結した。

今回の包括的業務連携は、革新的テクノロジーを有するCYBERDYNEと、ファイナンスやインフラを有する損保ジャパン日本興亜が連携することにより、我が国が掲げる「Society5.0(超スマート社会)」(※2)の実現に貢献できると判断して合意に至った。
 
提携により、CYBERDYNEの革新的サイバニクス技術と損保ジャパン日本興亜およびそのグループ会社により提供されているサービスを融合させ、重症者・重介護者を低減し、健康で豊かな社会システムの構築に貢献することを目指す。両社は以下の取組みを行う予定にしている。

(1)サイバニクス技術を活用した次世代型介護福祉サービスの提供
(2)企業、健康保険組合等を通じたサイバニクス技術を活用した次世代型健康増進サービスの提供
(3)外傷等により重症となった損害保険の契約者(被保険者)に対する次世代型自立促進サービスの提供
(4)自動車運転者に対するサイバニクス技術を活用した新しいサービスの提供
(5)上記(1)から(4)に関連するサイバニクス技術とリスクファイナンスの融合

※1 サイバニクス技術
人・ロボット・情報系が融合複合した【サイバニクス】という新領域の技術。医療、介護福祉、生活(職場環境を含む)分野を対象として、人と情報系とロボット系を機能的に繋ぎ、物理的・情報的・生理的インタラクションを実現します。サイバニクスは、筑波大学山海嘉之教授(CYBERDYNE社長)が創成し、「Society 5.0」を牽引するコア技術領域でもある

※2 Society5.0
「狩猟社会」「農耕社会」「工業社会」(Society1.0、2.0、3.0)、そして、現在の「情報社会」(Society4.0)に続く未来社会として政府によって掲げられた「超スマート社会」(5番目の社会)のコンセプト。科学技術イノベーションが先導する新たな社会のイメージで、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)等が本格的に社会実装される。第5期科学技術基本計画で日本が世界に先駆けて実現を目指すことが盛り込まれた。同コンセプトは、2016年5月に開催されたG7先進国首脳会議の議長国である日本から提唱された、人とテクノロジーが共生する未来社会の姿としても世界に発信されている

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識