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2017年10月05日

【物 流】平成29(2017)年7月分 トラック輸送情報


国土交通省は平成29(2017)年7月度のトラック輸送情報を発表した。

調査対象24社における特別積合せ貨物の輸送量は、約5,771千トンであった。前月と比べ総輸送量が約173千トン増加したため、前月比103.1%(季節調整済み98.8%)となり、前年同月と比較すると約134千トン増加している。前年同月比は102.4%であった。

また調査対象25社の品目別及び地域別輸送状況では、前月と比較すると品目ごとでは「化学工業品」「日用品」の輸送量が減少したと回答する事業者が多かった。一方で前年同月と比較すると、品目ごとでは「金属製品」「機械」の輸送量が増加したと回答する事業者が多く、主な増加要因は工場・生産地からの貨物増が挙げられた。

全国の一般貨物トラック事業者(同月の回答事業者786社/調査対象事業者数992社)の輸送量は、前月比101.9%、前年同月比103.0%であった。地方運輸局別の前月比では、北海道や北陸信越、中部、近畿、九州地方が前月を上回っており、特に大きく増加したのは北海道(107.6%)と九州(106.2%)であった。北海道では建設関連の需要増加により、とりわけ「砂利・砂・石材」「セメント」が増加した。九州では、品目別では季節的需要により「食料工業品」「日用品」の輸送量が増加している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連