2017年09月22日
【物 流】物流連 第21回基本政策委員会と新総合物流施策大綱に関する講演会を開催
日本物流団体連合会（以下、物流連）は、第21回基本政策委員会を開催した。また、同委員会に先立ち、国土交通省大臣官房の物流審議官である重田雅史氏により、「新たな総合物流施策大綱について」と題した講演が行われた。同講演では、平成29(2017)年7月28日閣議決定された総合物流施策大綱（2017年〜2020年度）における、近年の急激な社会状況の変化や課題に対応できる生産性の高い「強い物流」の構築にむけた取組の説明があった。また、政府が一体となって計画的に実施する為に、総合物流施策推進プログラムを策定し、進捗管理を行っていくと言及した。
その後、第21回基本政策委員会が開催され、国土交通省の英浩道物流政策課長から輸送の効率化・低炭素化、生産性向上等の施策の具体化・充実に重点を置いた来年度概算予算要求と倉庫関連税制の延長などを中心とする同税制改正要望について詳しい説明があった。
続いて、事業計画に基づく各委員会活動の進捗状況の報告、東京オリンピック・パラリンピックや農水産物の輸出等物流に係る諸トピックスについて闊達な議論が行われた。最後に、引き続き官民連携による物流課題の解決に向けた取組が重要であるとの認識が確認された。
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投稿者：gotsuat 09:45| 物流事業者
