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2017年09月14日

【流 通】歩行空間ネットワークデータ整備ツールを共同開発


国交省では、ユニバーサル社会の構築に向けて、例えば、車いすの方が通行できるバリアフリールートについてスマートフォンを通じてナビゲーションするなど、ICTを活用した歩行者移動支援サービスの普及展開を目指し、バリアフリー・ナビプロジェクト(ICTを活用した歩行者移動支援)を推進している。このようなサービスを実現するため、国交省は、歩行空間における段差や幅員、勾配など、バリアフリーに関する情報を入力・データ化する「歩行空間ネットワークデータ整備ツール」をパスコと共同で開発し、2017年9月4日に同ツールの提供を開始した。


「歩行空間ネットワークデータ整備ツール」は、タブレット等の携帯情報端末上で歩行空間のバリアフリーに関する情報を入力し、歩行空間ネットワークデータ(※)としてデータ化することができる。従前はデータ作成に際して、現地調査した結果をオフィスに持ち帰りパソコン上のGISソフトで入力する必要があったが、同ツールでは、現地調査と並行して現地で簡易的に情報の入力、データ化を行うことが可能となる。

※ 歩行空間の形状に合わせてノード(点)とリンク(線)を配置し、属性として段差や幅員等の情報を持たせてデータ化したもの。歩行者向けのナビゲーション等に用いられるデータ

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通