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2017年09月13日

【物 流】日本・アジア/米国間コンテナ貨物の荷動き動向 2017年6月[復航]速報


日本海事センターが、2017(平成29)年6月の日本・アジア(18カ国・地域)/米国間のコンテナ荷動き量(復航の速報値)を発表した。

同月の米国からアジアへの荷動き量は、53.3万TEU(4.2%減)となった。また、4月から6月の累計は163.3万TEU(4.1%減)。一方、1月から6月の累計は339.0万TEU(2.3%増)となった。

アジア主要国別に見ると、日本と中国は減少となった。日本では肉及びその調整品(11.9%減)や野菜及び種苗類(10.1%減)、紙、板紙類及びその製品(15.7%減)等が減少し、6.0万TEU(6.1%減)で2カ月ぶりの減少。中国でも紙、板紙類及びその製品(5.9%減)や動物用飼料(57.4%減)、家具及び家財道具(30.4%減)の連続減少や上位品目の減少により、22.4万TEU(7.2%減) で3カ月連続の減少となった。

一方韓国と台湾は増加となった。韓国は上位を占める動物用飼料(19.5%増)や食品類(肉及びその調整品16.7%増、果物類10.4%増)の増加により4.7万TEU(2.2%増)で3カ月ぶりの増加。台湾は鋼材及びその製品(104.1%増)や動物用飼料(79.8%増)、採油用の種及び油脂(73.6%)が増加し、3.6万TEU(9.6%増)で2カ月連続の増加となった。

地域別では、ASEANはマレーシア(33.5%増)やタイ(33.3%増)等が増加した一方、ベトナム(47.6%減)等が減少したことで3カ月連続の減少となる10.0万TEU(5.4%減)。南アジアはパキスタン(3.4%減)以外が増加したことにより、全体では4.6万TEU(1.8%増)で2カ月連続の増加となった。

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投稿者:gotsuat 09:45| 国際物流