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2017年09月06日

【環 境】ユニ・チャーム 使用済み紙おむつのリサイクル処理方法特許取得


ユニ・チャームは、使用済み紙おむつからリサイクル可能なパルプ繊維を得る工程において、微生物燃料電池を利用して水質浄化と同時に発電を可能とする処理方法に関する特許「使用済み吸収性物品のリサイクル方法」を日本で取得した。

使用済み紙おむつのリサイクル処理工程で発生する廃水には、汚物や分解後の吸収ポリマー、微小のパルプ繊維等の不純物が含まれており、この廃水の浄化処理、および残留物の処理が必要なため、現行の廃水処理方法による汚泥処理ではリサイクル処理の負担増とな課題がある。

今回取得した特許のリサイクル方法は、使用済み紙おむつから衛生的で安全な上質パルプを得る処理工程で発生したリサイクル処理廃水を微生物燃料電池のエネルギー源に利用することで、水の浄化と電力回収とを同時に可能としたリサイクル方法に関する技術。同技術は、使用済み紙おむつのリサイクルの更なる効率向上と環境負荷の低減を可能とすることを期待できる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】