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2017年08月30日

【物 流】全国石油商業組合連合会 「満タン&灯油プラス1缶運動」実施


全国石油商業組合連合会は、「満タン&灯油プラス1缶運動(組合員向け・消費者向け)」特設サイトへのバナーを設置し、平成29(2017)年9月1日から、47都道府県石油組合と「満タン&灯油プラス1缶運動」を実施する。

この運動には、石油連盟、全日本トラック協会と日本ガソリン計量機工業会も協賛している。運動の概要は以下の通りである。

1.背景
平成7(1995)年阪神淡路大震災、平成23(2011)年東日本大震災、平成28(2016)年熊本大震災などの巨大地震に見舞われ、南海トラフ地震など近い将来発生することが想定される災害に対し、国や自治体では防災対策の整備が進められている。

災害時には、車中の避難生活のためガソリン・軽油・暖房用の灯油を多くの人々がガソリンスタンドに殺到した。また周辺道路では大渋滞が発生し、緊急車両や救援物資を積んだトラックの運行を妨げる事態も発生した。

石油製品は非常食や飲料のように簡単に備蓄できないため、災害時の安心のために、車は常に満タン、暖房用の灯油は1缶余分に買っておくことを心がける「満タン&灯油プラス1缶運動」を提案する。

2.期待される効果
<満タン>
(1)プライバシー空間としての情報共有の場として活用でき、アイドリング状態が40時間継続可能。
(2)車両燃料により異なるが、およそ400kmの走行可能。

<プラス1缶(18リットル)>
(1)暖かい空間を85時間程度維持できます。※和室7畳間を中燃焼した場合
(2)災害時の安心度が高まる

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| その他