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2017年08月03日

【物 流】国交省 トラック輸送情報(2017年5月分)


国土交通省(以下、国交省)は、「トラック輸送情報(2017年5月分)」を発表した。

特別積合せ貨物の同年5月の輸送量では、調査対象が24社で、5,203千トンという結果となった。前月比は、総輸送量が約323千トン減少し、94.2%(季節調整済み101.2%)。また、前年同月比は、約322千トン増加し106.6%となった。

調査対象25社の品目別及び地域別輸送状況では、前月と比べ輸送量が減少したと回答する事業者が多かった。主な減少要因には、工場・生産地からの貨物減が挙げられる。品目別では、減少と回答する事業者が最も多かったのが、日用品となった。地域別では神奈川、愛知、中国地方で貨物減となった。一方、前年同月比では輸送量が増加したと回答する事業者が多かった。主な増減要因には、工場・生産地方の貨物増が挙げられる。品目別で増加したと回答する事業者が最も多かったのも日用品となった。地域別では、関東地方、北陸信越地方、愛知、近畿地方で貨物増となった。

全国の一般貨物トラック事業者(同月回答事業者818社/調査対象事業者数992社)の輸送量は、前月比99.5%、前年同月比109.3%となった。地方運輸局別の前月比では、北海道(106.6%)と九州(101.2%)以外の地方は全て減少する結果となった。前年同月比では、全ての地方が増加し、最も増加をしたのが北海道の123.3%であった。運輸局別、品目別増減状況(対前月比)では、とりわけ「砂利・砂・石材」と「食料工業品」で大きな増加が見られた。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 行政関連