2017年07月24日
【物 流】内航船舶輸送統計月報(平成29年4月分)
国土交通省(以下、国交省)は2017年7月に、物流効率化やCO 2排出量削減を目的としたモーダルシフトの観点から、輸送モードの横断的な政策立案を行うと共に、経済分析や景気動向把握等の統計情報利用者の利便性向上により一層資する為として、新たに内航船舶輸送統計月報の概要を発表する事となった。
2017年4月分の内航船舶輸送統計月報の概要は、総輸送量をトンベース・トンキロベースで見ると、29,130 千トン（前年同月比 0.7% 増）、14,740,447千トンキロ（同比 1.7%増）であった。
用途別では、貨物船は16,452千トン(同比 0.6％ 増)、8,536,084千トンキロ(同比 1.4% 増)で、その内コンテナが1,737千トン(同比 3.0% 増)、1,234,485千トンキロ(同比 2.6% 増)、シャーシー扱いが、462千トン(同比 12.5% 減)、441,478千トンキロ(同比 12.5% 減)であった。
油送船は、10,532千トン(同比 1.5% 増)、5,757,545千トンキロ(同比 1.8% 増)であった。
内航船舶輸送の主要10品目別では、
砂利・砂・石材が、1,401千トン(同比 10.1% 減)、439,506千トンキロ(同比 2.9% 増)
石灰石が、2,622千トン(同比 2.0% 減)、961,654千トンキロ(同比 2.2% 減)
セメントが、2,633千トン(同比 1.9% 増)、1,317,628千トンキロ(同比 0.5% 減)
鉄鋼が、3,535千トン(同比13.8% 増)、1,697,614千トンキロ(同比 15.8% 増)
石炭が、942千トン(同比4.9% 増)、117,189千トンキロ(同比 28.8% 増)
原油が、2,201千トン(同比6.7% 減)、1,660,989千トンキロ(同比 5.7% 減)
重油が、1,676千トン(同比0.7% 増)、889,662千トンキロ(同比 10.3% 増)
揮発油が、3,139千トン(同比8.2% 増)、1,589,163千トンキロ(同比 7.9% 増)
その他の石油及び石油製品が、1,126千トン(同比 4.0% 増)、602,502千トンキロ(同比 0.9% 増)
化学薬品が、2,056千トン(同比6.9% 増)、910,447千トンキロ(同比 6.4% 増)
燃料消費量の合計は、201,463 千リットル(同比 2.0% 増)。 また、航海距離の合計は、13,339 千キロメートル(同比 1.7% 増)であった。
輸送効率は内航船舶の合計は42.0%、用途別では 貨物船が42.0%、油送船が41.6％であった。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 10:45| 行政関連
