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2017年07月21日

【知 識】日本板硝子 鉛蓄電池用バッテリーセパレーター合弁会社へ出資


日本板硝子は、液式鉛蓄電池用ポリエチレンセパレーター(以下 PE セパレーター)の製造販売会社 PT ENTEK Separindo Asiaに対する出資を決定した。PT ENTEK Separindo Asiaは、ENTEK社がインドネシアの Separindo 社と設立された。

アジアにおける自動車用液式鉛蓄電池市場は成長が著しく、特に自動車の省燃費、環境対策の必要性の高まりを受けて、アイドリング・ストップ・スタート(ISS)用バッテリーの需要が増加している。ISS 用バッテリーでは、従来のバッテリーと比べ充放電の負荷が増大するため、より高い耐久性や電池特性が求められ、PE セパレーターが重要な役割を担う。日本板硝子とENTEK 社はこの分野のテクノロジーリーダーである。

今回の出資は、PE セパレーターのグローバルリーダーである ENTEK 社との戦略的提携により、需要増加が見込まれるアジア市場での供給体制の拡充を図るとともに、生産と研究開発での協力を通じて、より高品質で高性能な製品の提供を目的としている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 知識