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2017年07月20日

【環 境】中部電力 ダイカスト工場のエネルギーロスを減らす省エネ支援システムを開発


中部電力は、トーエネックとともに、ダイカスト工場の溶解ガス使用量を削減する省エネ支援システム「MiELDieCAST」を開発した。

ダイカスト工場では、アルミ等の金属を溶解して高圧で金型に注入し、急速冷却することで短時間に自動車部品等の鋳物が大量生産される。

「MiELDieCAST」は、ダイカスト製品の生産プロセスの一つである溶解室への金属投入において、投入量とタイミングを支援する。

投入量とタイミングは、これまで作業者の経験に委ねられていたが、「MiELDieCAST」により『操業計画の見える化』として最適な溶解操業スケジュールを自動作成したり、『操業状態の見える化』として操業状態のリアルタイムグラフを作成し金属の投入時期を知らせたりすることで、投入タイミングの遅れによる溶解バーナの空焚きを防ぎ、これに伴うエネルギーロスを削減し、溶解操業の省エネ運用を支援する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| 企業の取り組み 【機関別】