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2017年07月10日

【流 通】ミニストップ 業務用SOFC燃料電池システムの実証実験を開始


ミニストップは、イオンと東京ガスと共同で、コンビニ業界として初(※1)の業務用SOFC(※2)燃料電池システムの実証実験を開始した。

イオンおよびミニストップは、燃料電池システムの実用化を推進し、燃料電池の更なる普及拡大に貢献していくため、東京ガスと共同で、最新の業務用燃料電池システムを用いた実証実験を行う。

燃料電池システムは、都市ガスやLPガスなどを改質して取り出した水素と、空気中の酸素を化学反応させ、電気と熱を作り出す発電システム。火力発電などの大規模集中型電源と比べて、送電時の電気ロスがほとんどなく、エネルギーを有効に利用できる。また、実証機は停電時に電力供給できる機能を有しており、専用コンセントより簡易照明や携帯電話充電等に必要な電力を供給します。本機能を活用することで、コンビニエンスストアの災害拠点(※3)としての機能を高める検証も併せて行う。

※1 3〜5kWクラスの業務用SOFC燃料電池システムとして業界初(2017年6月1日時点)
※2 SOFCは固体酸化物形燃料電池の略称
※3 ミニストップは大規模災害時に帰宅困難者を支援する「災害時支援ステーション」に指定されている。(自治体との災害時帰宅困難者支援協定に基づく)

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 流通