<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ
2017年07月11日

【アジア】住友商事 杭州市の住宅開発事業へ参画

住友商事は、グループ会社である住友商事(中国)を通じ、中国の大手不動産ディベロッパーである朗詩集団(以下「朗詩集団」)との間で不動産事業に関する「戦略合作意向書」(MOU)を締結した。

朗詩集団は、上海市・蘇州市・杭州市・南京市・武漢市・成都市・天津市・保定市等の中国の大都市を中心に 80案件以上の不動産開発実績を有している。中国人消費者の環境・健康意識の高まりにいち早く注目し商品開発を進めてきた同社が分譲する住宅には、空気清浄・温湿度を集中管理する独自の設備が導入されており、中国における環境・健康配慮型住宅開発の第一人者として消費者の信頼を得ている。

住友商事は、住宅開発分野において、マンションブランド「CLASSY HOUSE(クラッシィハウス)」を日本国内で展開している。ここで培ったノウハウが朗詩集団に評価され、また両社の間にはものづくりに対するこだわりや中国国内でのエリア戦略に共通性があり、住友商事としては共同プロジェクトにおいて、住友商事の住宅開発技術や現場施工管理方式を導入することを通じて、事業のバリューアップを図るとともに、朗詩集団とのパートナーシップ強化に努めていく。

住友商事と朗詩集団は、前述のMOUに基づく戦略的パートナーシップの第1号案件として、中国浙江省杭州市における住宅開発事業、「杭州臨平」プロジェクトへの出資を完了した。同プロジェクトは、杭州市中心部から北東へ約20キロメートル離れた『余杭経済技術開発区』(以下「余杭開発区」)内に位置する建物面積約1万1千坪、総戸数約800戸の案件で2019年の完成を予定している。

住友商事は、上海市・蘇州市において住宅開発事業の実績があり、今後も住宅政策やマーケット動向を慎重に見極めながら、中国の消費者の皆様の住環境向上に寄与すべく、中国における不動産事業をさらに強化・拡大していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:33| アジア