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2017年06月20日

【物 流】JR貨物 輸送動向(2017年5月分)


日本貨物鉄道(以下、JR貨物)は2017年5月分の輸送動向について発表した。

同年5月は、中旬に発生した東海道線人身事故等の影響により、高速貨2本(前年同月 6本)が運休となった。

コンテナ・車扱毎の品目別の5月分輸送実績を見ると、コンテナでは、自動車部品が大手自動車メーカーの販売好調に伴い、東海地区発東北・九州地区向け及び九州・関東地区間での輸送が順調に推移した為、前年を大幅に上回り、63千トン(前年同月比 28.4%増)。積合せ貨物では、東海・九州地区間等において鉄道へのシフトが進み増送となり、219千トン(同比 8.1%増)。食料工業品では、ビール、清涼飲料水、菓子類を中心に旺盛な発送となり、288千トン(同比 5.9%増)。 紙・パルプでは、印刷紙・コート紙の需要減少や一部工場の定期修繕前の在庫調整等により前年を僅かに下回わり、245千トン(同比 変動無し)。コンテナ全体では、1,661千トン(同比 5.6%増)となった。

車扱では、石油がゴールデンウィークの行楽需要等により前年を上回り、414千トン(同比 6.1%増)。セメント・石灰石では、石灰石においての定期修繕明けの発送が好調となり、62千トン(同比 9.7%増)車扱全体では、584千トン(同比 5.5%増)。 コンテナ・車扱合計は2,245千トン(同比 5.6%増)となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 物流事業者